rst2pdfの日本語周り設定
日本語でrstファイルを書いてそのままrst2pdfに突っ込むと大変残念なPDFが生成される。
ググったところフォントとスタイルシートを設定すればいいらしい。
具体的な設定は以下を参照してください。
rst2pdfをWindowsで使ってみた - 偏った言語信者の垂れ流し
本題
で、このスタイルシートとフォントの指定をいちいちするのは非常に面倒。
たまにしか使わないからいいかと思ったけど、たまにしか使わないので毎回「オプションどうやって書いたっけ?」な状態。
調べたら公式マニュアルに設定ファイルを書けと載っていたので設定してみたところ無事できた。
設定ファイル
以下自分が使っている設定ファイル。
フォントやスタイルシートは先述の日本語の設定の記事を書いたid:nurupobugさんのものを基に自分の環境に合わせたもの使ってます。
# This is an example config file. Modify and place in ~/.rst2pdf/config [general] # A comma-separated list of custom stylesheets. Example: # stylesheets="fruity.json,a4paper.json,verasans.json" stylesheets="~/.rst2pdf/ja.json" # Create a compressed PDF # Use true/false (lower case) or 1/0 # Example: compressed=true compressed=false # A colon-separated list of folders to search for fonts. Example: # font_path="/usr/share/fonts:/usr/share/texmf-dist/fonts/" font_path="C:/Fonts" # Language to be used for hyphenation support language="ja_JP" # Default page header and footer header="" footer="" # What to do if a literal block is too large. Can be # shrink/truncate/overflow fit_mode="shrink" # What is the maximum level of heading that starts in a new page. # 0 means no level starts in a new page. break_level=0
header, footerはNoneにしておくと何故かそのまま"None"と入ってしまうので空文字を設定した。
rst2pdf公式マニュアル和訳
3章の設定ファイルを抜粋で翻訳。
かなり適当なので、翻訳ミス等がありましたらご指摘ください。
自分で訳しておきながら自分の設定ファイルは英語というw
3 設定ファイル
バージョン0.8からrst2pdfは/etc/rst2pdf.confと~/.rst2pdf/configにある設定ファイルを読み込みます(設定ファイルがある場合)。
~/.rst2pdf/configの設定ファイルは/etc/rst2pdf.confにある設定ファイルより優先されます。
以下に現在使用できる設定とファイル内容の例を示します。# これは設定ファイル例です。修正して~/rst2pdf/configに置いてください。 [general] # カンマ区切りのカスタムスタイルシートのリスト。 # 例:"fruity.json,a4paper.json,verasans.json" stylesheets="" # 圧縮されたPDFを生成 # 使用する true/false (全て小文字) もしくは 1/0 # 例: compressed=true compressed=false # コロン区切りのフォントサーチパスのリスト # 例: font_path="/usr/share/fonts:/usr/share/texmf-dist/fonts/" font_path="" # 言語のハイフネーションサポート language="en_US" # デフォルトのページヘッダとページフッタ header=None footer=None # リテラルブロックが大きすぎる場合の処理 # shrink/truncate/overflow fit_mode="shrink" # 改ページ処理のヘッディング最大レベルを指定します。 # 0は改ページ処理のレベルを設定しないことを意味します。 break_level=0rst2pdfにある設定例にはすべてのオプションが含まれています。